日本が深刻な少子化に直面している今、産婦人科医療の果たすべき役割はかつてないほど重くなっています。妊娠を望む方への支援、安全なお産の環境づくり、そして産後のケアまで——私たちが担うべき領域は、一人ひとりの命と家族の出発点に直結しています。
医療法人秋月会は、1970年に西区己斐中町で開業してから56年。2005年には西区己斐本町へ移転し21年が経ち、2018年には中区三川町に医療ビルを開設して8年が経過しました。現在は広島市西区・中区に複数の施設を運営し、産婦人科・小児科・内科・眼科と保育所を擁するグループとして、妊娠前から産後、そして子育てまでを一貫して支える体制を整えています。
妊娠・出産の世界には、いまだ解明されていないことが多く、まさに奇跡の連続です。「難しいかもしれない」と案じていた方が妊娠される喜びや、不妊治療の過程で訪れるさまざまな奇跡に、私たちも何度励まされてきたかわかりません。出産の場面でも、急激な変化や予期せぬ出来事が起こることがあります。周産期医療・不妊治療が難しいのは、こうした神秘的な側面を常にはらんでいるためです。
少子化対策は、国や行政だけが担うものではないと考えています。「子どもを産みたい」「家族を増やしたい」——そのひとつひとつの思いに、地域の医療機関として誠実に応え続けること。それが私たちの使命であり、現場でできる最大の貢献だと信じています。30代後半から40歳前後で妊娠・出産について悩んでいらっしゃる方も、どうか一人で抱え込まないでください。早めにご相談いただくことで、新たな可能性が開けることがあります。
2025年12月時点でグループ累計24,346症例の出産、5,973症例の不妊治療による妊娠をサポートしてきた実績を礎に、これからも広島の皆さまとともに、新しい命を迎える喜びを支えてまいります。
医療法人秋月会 理事長 香月 孝史
【元気な赤ちゃんを家に連れて帰ってもらうこと、妊娠前から妊娠・出産・産後まで】
1970年の開院以来、当院は周産期医療を開始し、2005年からは不妊治療や体外受精にも取り組んでいます。
妊娠前から妊娠・出産・産後まで通える施設を目指し、"元気な赤ちゃんを家に連れて帰っていただくこと"を病院の理念としています。
香月 孝史(医療法人秋月会 理事長)
山陽女子大非常勤講師、日本産科婦人科学会 産婦人科専門医、日本生殖医学会、受精着床学会
出産と不妊治療の専門とする。1997年から広島大学で不妊治療研究を開始し、同院では2005年から不妊治療・体外受精を行う。
プロフィール
1994年 昭和大学医学部卒業 広島大学医学部産婦人科入局
1995年 鉄道病院産婦人科
1997年 広島大学病院産婦人科不妊治療開始(体外受精)
2000年 香月産婦人科院長
2005年 医学博士取得 西区己斐新病院設立し自院にて体外受精開始
2018年 中区三川町に広島中央通り 香月産婦人科設立
信実 孝洋(のぶざね たかひろ)
院長・産婦人科周産期部部長
医学博士、日本専門医機構認定産婦人科専門医(日本産科婦人科学会所属)、日本産科婦人科学会 産婦人科指導医、日本がん治療認定医、母体保護法指定医、日本周産期・新生児医学会 周産期(母体・胎児)専門医、新生児蘇生法専門コース インストラクター、日本母体延命システム普及協議会 J-CIMELS公認J-MELSベーシックコース インストラクター、臨床遺伝専門医
広島中央通り香月産婦人科の院長、信実孝洋と申します。
これまで広島大学病院、中国労災病院などで、合併症妊娠・妊娠高血圧症候群の管理、婦人科腫瘍、出生前診断など、周産期領域を中心に幅広い症例を経験してまいりました。どのような状況でも、生まれてきた赤ちゃんを抱きしめる親御さんの表情が、この仕事を続ける力になっています。
広島市の中心街で安心して出産できる施設を—その理念のもと、開院当初より周産期・出生前診断を担当してきました。当院は不妊治療から妊娠・出産まで一貫したサポートが可能な体制を整え、無痛分娩・フリースタイル分娩など、おひとりおひとりの希望に沿った分娩スタイルにも対応しています。近隣の病院と連携し、経験豊富な助産師・看護師とともに、医療面だけでなく生活環境も含めてお支えすることが、私たちのチームの強みです。
妊娠・出産・不妊治療だけでなく女性にかかわることについて、どんな小さなことでも遠慮なくご相談ください。
プロフィール
2001年 広島大学医学部医学科卒業 広島大学(病院)産婦人科入局
2002年 国立大竹病院(現・広島西医療センター)
2004年 尾道総合病院
2005年 広島大学病院医科診療医 / 2008年 同助教
2009年 医学博士号取得
2015年 中国労災病院 産婦人科医長
2018年 広島中央通り香月産婦人科 周産期部部長
2022年 広島中央通り香月産婦人科 院長
楠田 朋代(くすだ ともよ)
副院長・産婦人科生殖医療部部長
医学博士、日本専門医機構認定産婦人科専門医(日本産科婦人科学会所属)、日本生殖医学会認定 生殖医療専門医
所属学会:日本産科婦人科学会、日本生殖医学会、日本受精着床学会、日本卵子学会、日本東洋医学会、日本産科婦人科遺伝診療学会
得意分野:不妊治療・生殖補助医療、プレコンセプションケア
当院では、「安心して治療を受けていただける環境」と、「より良い妊娠・出産につながる医療」の両立を大切にしております。
当院には4名の生殖医療専門医が在籍しており、それぞれの知識と経験を生かしながら、患者さまお一人おひとりに適した治療をご提案しております。
また、治療成績の向上を目的として、胚培養の経過を継続的に観察できるタイムラプスインキュベーターを導入しております。さらに、人工授精・体外受精治療においては、患者検体認証システムを導入し、取り違え防止と安全管理を徹底することで、患者さまに安心して治療に臨んでいただける体制を整えております。
加えて、当院では妊娠に向けた体づくり、いわゆるプレコンセプションケア(プレコン)を重視しております。治療そのものだけでなく、妊娠前から健康状態を整えることが、将来の妊娠・出産、そしてお子さまの健康にもつながると考えております。そのため、漢方薬の処方に加え、管理栄養士による栄養セミナー・栄養相談、妊活ヨガなども取り入れ、多方面からサポートを行っております。
生殖医療は日々進歩しており、患者さまの選択肢も広がっています。一方で、情報が多いからこそ、不安や迷いを抱えながら通院される方も少なくありません。当院では、医師だけでなく、培養士・看護師・栄養士とも十分にご相談いただけるよう相談室を設けております。患者さまお一人おひとりの思いに寄り添いながら、ともに歩んでいけるクリニックでありたいと考えております。
プロフィール
1998年 広島大学医学部医学科卒業 広島大学医学部附属病院産婦人科
1999年 国立病院機構 呉医療センター
2005年 広島大学大学院卒業 博士号取得 尾道総合病院(産婦人科副部長)
2008年(〜2017年) 医療法人 絹谷産婦人科
2017年 広島大学病院 総合診療科漢方診療センター(研修登録医)
2018年 広島中央通り香月産婦人科 生殖医療部長
2022年 広島中央通り香月産婦人科 副院長
| 1970年(昭和45年) | 初代院長 香月栄輔、広島市西区己斐中町に香月産婦人科 開院 |
| 2000年(平成12年) | 2代目院長 香月孝史 就任 |
| 2005年1月(平成17年) | 不妊治療・体外受精 開始 |
| 2005年7月(平成17年) | 香月産婦人科 西区己斐本町に移転・新築開院 |
| 2007年3月(平成19年) | 医療法人社団秋月会 設立 香月孝史、理事長就任 |
| 2018年4月(平成30年) | 西区己斐香月産婦人科 3代目院長 山崎浩史 就任 |
| 2018年5月(平成30年) | 広島市中区三川町へ 広島中央通り香月産婦人科 新規開院 広島中央通り香月産婦人科 初代院長 香月孝史 就任 香月メディカルビル内に以下4施設を同時開院 ・広島中央通りこどもクリニック ・広島中央通り内科 ・広島中央通りふじたか眼科 ・中央通り保育所 |
| 2022年3月(令和4年) | 広島中央通り香月産婦人科 2代目院長に信實 孝洋、副院長に楠田 朋代が就任 |